病気等になって急に会社を長期休まないといけない事もあり、そんな時には休職を取ります。この時に一番困る事が給与の問題でどうなるかというと、基本的には支払われないようになっています。一般的には健康保険の疾病手当を使って支払われている場合が多く、支払われる金額は月給の60％になっています。そのためにパート等で短時間勤務で社会健康保険に加入していない人になると、補償される制度がないため給与は1円も休職中は支払われる事がないわけです。
休職をすると給与面ではこのようになっているため、なるべく早くの社会復帰を考えるようになると思われます。しかし特に病気で休んでいる人は病気の状態によっては、直ぐには社会復帰をする事が難しい場合もありますよね。病気によっては会社から何かしてもらえるものではないが、公的な補助制度もありますので活用してみるのも方法です。
例えば仕事でうつ病等の精神病になって病院に通院をして投薬も必要になってしまった時には、精神障害者自立支援制度があります。これは通院に対してうつ病等の精神病にかかった人に対して、診察代と投薬代を自治体が助成してくれる制度です。利用する事により住んでいる地域にもよるが、費用がかかっても1割負担で済むようになっています。
このような制度を利用しながら治療に専念して、しっかりと治してから社会復帰をする方が再発防止にも繋がります。また治療代の面での心配が、軽減されるでしょう。